「破壊剣/バスターブレイダー」デッキの解説・回し方・相性の良いカードまとめ【遊戯王OCG】

今回は「破壊剣(バスター・ブレイダー)」デッキの紹介です。この記事ではカードの解説と立ち回り、相性の良いカードを紹介していきます。

破壊剣デッキの特徴

・相手ドラゴン族モンスターの数だけ攻撃力が上昇
・相手モンスターをドラゴン族にしてモンスター効果の発動を封印

破壊剣デッキにおける主要カード

「バスター・ブレイダー」モンスター

  • 「破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー」は破壊された相手モンスターを吸収しそれと同種族のモンスターを破壊します。手札にいるときは「バスター・ブレイダー」扱いではないので後述する「破壊剣士の伴竜」の効果で手札から特殊召喚できない点に注意です。
  • 「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」が直接攻撃できない制約があるので、「守護伴竜」の効果でによるバーンダメージも視野に入れておきましょう。「破戒蛮竜-バスター・ドラゴン」でドラゴン族を増やして攻撃力を上昇させて貫通ダメージで勝負を決めたいところ。

「破壊剣」モンスターカード

  • 破壊剣カードをサーチする「破壊剣士の伴竜」とEXデッキからの特殊召喚を封じる「破壊剣-ドラゴンバスターブレード」は双方ともレベル1チューナーなので、「バスタードラゴン」等のレベル8シンクロモンスターにつなげていきましょう。
  • 「破壊剣士の守護伴竜」は墓地肥やしだけでなく、「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」が直接攻撃が出来ないを点を克服してくれます。リンク2で素材縛りがない点も優秀。
  • 「破壊剣士の伴竜」はオリジナルの「バスター・ブレイダー」しか手札から特殊召喚できませんが、「破壊剣士の守護伴竜」「バスター・ブレイダー」モンスターを手札から特殊召喚できます。「破壊剣の使い手-バスター・ブレイダー」と対応しているのは後者のみの点に注意しましょう。

「破壊剣」魔法・罠カード

  • 「破壊剣士の揺籃」は墓地肥やしと「バスタードラゴン」を特殊召喚する最重要カードのひとつです。墓地にドラゴン族がいれば、コストで墓地に送った「破壊剣の追憶」「破壊剣士の揺籃」にチェーンして発動させる動きも可能です。
  • 「破壊剣士融合」は相手フィールドのドラゴン族を巻き込んで融合召喚できます。「バスタードラゴン」の効果でドラゴン族化させてから使用するとよいでしょう。
  • 「破壊剣士の宿命」「破壊剣の追憶」の発動コストとして捨てるカードは「破壊剣」カードに限られます。対して「破壊剣士融合」のサルベージ効果のコストには縛りがないので、適当なカードをコストに「破壊剣士融合」をサルベージすることで、それをコスト用「破壊剣」カードとして使用できます。

破戒蛮竜-バスター・ドラゴン

  • 「破戒蛮竜-バスター・ドラゴン」は相手モンスターをドラゴン族化する重要な役割を担います。「破壊剣士の揺籃」で簡単に出せるものの破壊デメリットがあるので、その前に蘇生効果と装備化効果を駆使して第2の「バスター・ドラゴン」につないでいきましょう。また「破壊剣」カードではないので「破壊剣士の揺籃」の効果で破壊から守ることはできません。

相性の良いサポートカード

墓地肥やし

  • 効果使用後の「破壊剣士の伴竜」「アルミラージ」「リンクリボー」のリンク召喚素材にして墓地に送ることで「破壊剣の追憶」の発動条件を整えます。
  • 「ホーネットビット」「閃刀姫-カガリ」「ホーネットビット」の流れで「破壊剣士の守護伴竜」のリンク素材を揃えることができます。

少ない初動を補う

  • 「悪魔嬢リリス」「トラップトリック」はデッキから罠カードをセットできるので「破壊剣士の伴竜」の補完として活用すると安定します。サーチする罠カードは当然「破壊剣の揺籃」です。

種族変更

  • 「バスタードラゴン」の代わりに永続罠カードで相手モンスターをドラゴン族にするのもおすすめです。「DNA改造手術」「破壊剣士の揺籃」で出した「バスタードラゴン」のケアとして活用できます。
  • 「輪廻独断」で墓地モンスターをドラゴン族にすれば「バスター・ブレイダー」攻撃力をさらに上昇させることができます。バトルフェイズに「バスター・ブレイダー」の攻撃力を上昇させてコンバットトリックを仕掛ける使い方もありです。

揺籃による自壊ケア

  • 揺籃で出した「バスター・ドラゴン」をそのまま自壊させるのはもったいないので、レベル9シンクロモンスターの素材にするとよいでしょう。「琰魔竜レッド・デーモン・アビス」は耐性を持たない「バスター・ブレイダー」モンスターを相手の除去札から守ってくれます。

基本展開&立ち回り

基本方針は「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」「破戒蛮竜-バスター・ドラゴン」を並べる事と制圧盤面を維持する事です。

展開例

「破壊剣士の伴竜」1枚で「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」「破戒蛮竜-バスター・ドラゴン」を並べる展開>

  1. 「破壊剣士の伴竜」を召喚し「破壊剣の揺籃」サーチ&セット
  2. 「破壊剣士の伴竜」を素材に「転生炎獣アルミラージ」をリンク召喚しターンエンド
  3. 「破壊剣の揺籃」を発動し「バスター・ブレイダー」「破壊剣の追憶」を墓地へ
  4. 「破壊剣の揺籃」の発動にチェーンして、コストで落とした墓地の「破壊剣の追憶」を除外して発動し、「破壊剣士の伴竜」「バスター・ブレイダー」を除外して「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」を融合召喚
  5. 「破壊剣の揺籃」の効果で「破戒蛮竜-バスター・ドラゴン」特殊召喚

<上記展開後>

  • 相手フィールドのモンスターは効果の発動ができなくなりますが、回ってきたターンで「破戒蛮竜-バスター・ドラゴン」は破壊されてしまうので、レベル9シンクロモンスターの素材にしたり、「DNA改造手術」で相手モンスターをドラゴン族化させるなどしてスキを作らないようにしたいところです。
  • 「破戒蛮竜-バスター・ドラゴン」の装備化効果で、EXデッキ封じの「破壊剣-ドラゴンバスターブレード」、墓地モンスター効果封じの「破壊剣-ウィザードバスターブレード」「バスター・ブレイダー」モンスターに装備させてさらなる制圧を狙いましょう。
  • 「竜破壊の剣士-バスター・ブレイダー」は直接攻撃ができません。相手プレイヤーがモンスターを出し渋るようなら「破壊剣の守護伴竜」の効果でバーンダメージを与えましょう。

弱点

「バスター・ブレイダー」デッキはモンスター効果を多用するデッキに対して強力ですが、耐性がないので除去系魔法・罠カードによって盤面を崩されやすい所があります。カウンター罠や先述したサポートカードによる防御も視野に入れたデッキ構築をしていく必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

相手がドラゴン族系のデッキでなくても、強制的にモンスターをドラゴン族にして無力化させるという非常にユニークなテーマだったと思います。そして何よりも、原作で登場したモンスターがOCGでも活躍出来るのはまた違った楽しみがあることと思います。

この記事がバスターブレイダーデッキ構築の参考になれば幸いです。
ご閲覧ありがとうございました。

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