2023年12月24日、ドットジェイピー」より2024年1月1日から適用されるOCG新禁止制限カードのリストが公開されました。
新禁止カード
琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ【無制限⇒禁止】
2015年登場したカードです。召喚条件は厳しいものの、非常に強力な制圧を強いる事ができました。12期DUELIST NEXUSに収録された赤き竜とのシナジーによって場に出しやすくなり、主にセンチュリオンテーマで活躍が見られるようになりました。今回の改定で無制限から一気に禁止までいきました。
新制限カード
緩和されたもの
巌征竜-レドックス【禁止⇒制限】
星杯の神子イヴ【禁止⇒制限】
大嵐【禁止⇒制限】
・新たに制限指定・制限強化されたもの
EMERGENCY!【無制限⇒制限】
群雄割拠【準制限⇒制限】
テンペスト、ブラスターに続きレドックスも解禁されました。時代が追いついて来たかのように思えます。大嵐が解禁で群雄割拠が規制になった事で、ガン伏せロック寄りのテーマは弱体化し、強力なモンスターを展開出来るテーマがいっそう活躍する事でしょう。
新準制限カード
緩和されたもの
心変わり【制限⇒準制限】
・新たに制限指定・制限強化されたもの
ピュアリィ・マイフレンド【無制限⇒準制限】
センサー万別【無制限⇒準制限】
ビッグウェルカム・ラビュリンス 【無制限⇒準制限】
「心変わり」が更に緩和になりました。強力なモンスターにはコントロール奪取推奨という事です。「ピュアリィ・マイフレンド」と「ビッグウェルカム・ラビュリンス」も規制ですが、サーチ手段が非常に豊富なテーマなので弱体化は限定的です。
新無制限カード
破滅竜ガンドラX【禁止⇒無制限】
鉄獣戦線 フラクトール【準制限⇒無制限】
閃刀起動-エンゲージ【準制限⇒無制限】
ドラゴニックD【準制限⇒無制限】
ふわんだりぃずと謎の地図【準制限⇒無制限】
破滅竜ガンドラXのバーンダメージは元々の攻撃力を参照というふうにエラッタされた上で禁止から一気に無制限になりました。それでも全破壊は健在でステータス的にもサポートに恵まれているので活躍の余地はあるでしょう。他はついこの間まで活躍していたテーマの主力カードが解禁となっています。再び返り咲く可能性も十分あるでしょう。
まとめ
今回の改定では、環境テーマのカードが規制された一方、一線を退いたテーマの主力カードが解禁されました。規制が入らなかったテーマでも、衰退していたテーマの復活によって相対的に弱体化することも考えられます。今後の大会では多種多様なデッキが交戦しいっそう白熱したものになるでしょう。
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リミットレギュレーション (禁止・制限・準制限カード)