今回は構築済みデッキ「TACTICAL-TRY DECK 終撃竜サイバー・ドラゴン」で再注目された「サイバー・ドラゴン」カードの解説と回し方、相性の良いカードを紹介します。
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「サイバー・ドラゴン」デッキの特徴
- サーチ効果を持つカードが多く安定した展開ができる
- 攻撃力上昇・複数攻撃によってワンキル級の火力が出せる
- 攻撃が可能となる後攻のほうが威力を発揮しやすい
「サイバー・ドラゴン」デッキにおける主要カード
「サイバー・ドラゴン」モンスター
「サイバー・ダーク」モンスターの中にも表サイバーの展開補助として強力なものがあります。
カード名 | 効果 概要 |
---|---|
サイバー・ドラゴン | ・相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、手札から特殊召喚 |
サイバー・ドラゴン・ネクステア | ・フィールド・墓地で「サイバー・ドラゴン」扱い ・手札からこのカード以外のモンスター1体を捨てて手札から特殊召喚 ・召喚・特殊召喚成功時、自分墓地の、攻撃力か守備力が2100の機械族モンスター1体を特殊召喚 |
サイバー・ドラゴン・コア | ・フィールド・墓地で「サイバー・ドラゴン」扱い ・召喚時、デッキから「サイバー」魔法・罠カードまたは「サイバネティック」魔法・罠カード1枚サーチ ・相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、墓地のこのカードを除外して、デッキから「サイバー・ドラゴン」モンスター1体リクルート |
サイバー・ドラゴン・ヘルツ | ・フィールド・墓地で「サイバー・ドラゴン」扱い ・特殊召喚成功時、レベル5になる ・墓地へ送られた場合、デッキ・墓地から「サイバー・ドラゴン」1体を手札に加える |
サイバー・ダーク・キメラ | ・手札から魔法・罠カード1枚を捨てて、デッキから「パワー・ボンド」1枚サーチ ・融合召喚する場合、自分墓地のモンスターを除外して融合素材にできる ・墓地へ送られた場合、「サイバー・ダーク」モンスター1体をデッキから墓地へ送る |
サイバー・ダーク・カノン | ・このカードを手札から捨てて、デッキから機械族の「サイバー・ダーク」モンスター1体サーチ |
サイバー・ダーク・クロー | ・このカードを手札から捨てて、デッキから「サイバーダーク」魔法・罠カード1枚サーチ |
- 「サイバー・ドラゴン・ネクステア」、「サイバー・ドラゴン・コア」、「サイバー・ドラゴン・ヘルツ」いすれも墓地・フィールドで「サイバードラゴン」扱いになる共通効果を持っているので、「機械複製術」で「サイバー・ドラゴン」をデッキからリクルートできます。
- 「サイバー・ドラゴン・ネクステア」は攻守いずれか2100のモンスターであれば発動コストで捨てたものも蘇生させることができます。
- 「サイバー・ドラゴン・ヘルツ」は「サイバー・ドラゴン・コア」でリクルートすればレベル5にできるのでXモンスターにつなげるたいときは有用です。
- 「サイバー・ダーク・キメラ」は魔法・罠カードをコストとしますが、墓地のモンスターを融合素材にできるためサーチした「パワー・ボンド」で大型融合モンスターにつなげることができます。
- 「サイバー・ダーク・カノン」は「サイバー・ダーク・キメラ」を、「サイバー・ダーク・クロー」は「サイバーダーク・ワールド」をサーチします。ふたつともドラゴン族であるのが特徴です。
- 「サイバー・ダーク・キメラ」、「サイバー・ダーク・カノン」、「サイバーダーク・ワールド」は「サイバー・ドラゴン」カードではなく、「サイバー」又は「サイバー・ダーク」カードの分類に入ります。ほかのカードとどこまでシナジーがあるのか確認しておきましょう。
EX「サイバー・ドラゴン」モンスター
カード名 | 効果 概要 |
---|---|
キメラテック・ランページ・ドラゴン | ・「サイバー・ドラゴン」モンスター2体以上で融合召喚 ・融合召喚成功時、融合素材の数までフィールドの魔法・罠カード破壊 ・デッキから機械族・光属性モンスターを2体まで墓地へ送り、その数まで攻撃可能 |
キメラテック・フォートレス・ドラゴン | ・自分・相手フィールドの「サイバー・ドラゴン」と機械族モンスター1体以上を墓地へ送った場合のみ、EXデッキから特殊召喚可能 ・攻撃力は融合素材モンスターの数×1000になる |
サイバー・ツイン・ドラゴン | ・「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」で融合召喚 ・バトルフェイズ中に2回攻撃できる |
キメラテック・オーバー・ドラゴン | ・「サイバー・ドラゴン」+機械族モンスター1体以上で融合召喚 ・融合召喚成功時、このカード以外の自分フィールドのカードを全て墓地へ送る ・攻撃力・守備力は融合素材モンスターの数×800 ・融合素材モンスターの数まで相手モンスターに攻撃できる |
キメラテック・メガフリート・ドラゴン | ・自分・相手フィールドの「サイバー・ドラゴン」モンスターとEXモンスターゾーンのモンスターを墓地へ送った場合のみ、EXデッキから特殊召喚可能 ・攻撃力は、融合素材モンスターの数×1200になる |
サイバー・エンド・ドラゴン | ・「サイバー・ドラゴン」3体で融合召喚 ・守備表示モンスター攻撃時、貫通ダメージ |
サイバー・エタニティ・ドラゴン | ・「サイバー・ドラゴン」モンスター+機械族モンスター2体で融合召喚 ・自分墓地に機械族融合モンスターが存在時、対象・効果破壊耐性 ・融合召喚したこのカードが相手によって墓地へ送られた場合、手札・デッキ・墓地から「サイバー・ドラゴン」1体を特殊召喚 ・墓地のこのカードを除外して、自分融合モンスターに対象・効果破壊耐性付与 |
サイバー・ドラゴン・ノヴァ | ・機械族レベル5モンスター2体でX召喚 ・自分墓地の「サイバー・ドラゴン」1体を特殊召喚 ・手札及び自分表側表示モンスターの中から「サイバー・ドラゴン」1体を除外して攻撃力2100アップ ・相手の効果で墓地へ送られた場合、EXデッキから機械族の融合モンスター1体特殊召喚 |
サイバー・ドラゴン・インフィニティ | ・機械族・光属性レベル6モンスター×3でX召喚 ・「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」の上に重ねてX召喚可能 ・X素材の数×200攻撃力アップ ・表側攻撃表示モンスター1体をこのカードのX素材にする ・カードの効果発動を無効にして破壊 |
サイバー・ドラゴン・ズィーガー | ・「サイバー・ドラゴン」を含む機械族モンスター2体でリンク召喚 ・フィールド・墓地に存在時「サイバー・ドラゴン」扱い ・自分フィールドの攻撃力2100以上の機械族モンスター1体の攻撃力・守備力2100アップ |
- 「キメラテック・ランページ・ドラゴン」は破壊効に加え複数回攻撃効果をもつので単体でも6300ダメージが出ます。後述する「パワー・ボンド」や「サイバー・ドラゴン・ズィーガー」で出せばワンキル火力となります。
- 貫通ダメージ効果を持つ「サイバー・エンド・ドラゴン」は攻撃回数を増やすカードと合わせれば、相手フィールドにモンスターがいても大ダメージを期待できます。
- 「サイバー・エタニティ・ドラゴン」は破壊&対象耐性を付与するので相手の妨害を無視しながら攻撃することができます。EXデッキから場に出すよりほかのカードの効果で墓地に送るとよいでしょう。
- 「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」と「キメラテック・メガフリート・ドラゴン」は相手モンスターを巻き込んで特殊召喚できるのでチェーンブロックをつくらない除去札としても強力です。相手モンスターを機械族化する「機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-」と相性が良いです。
- 相手モンスター除去と妨害効果を持つ「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」は「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」の上に重ねて出すのが定石となります。「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」の蘇生効果を使用してから出すのもありです。
- 「サイバー・ドラゴン・ズィーガー」の強化効果は複数回攻撃できるモンスターに使用すると火力が飛躍的に上昇します。
「サイバー・ドラゴン」魔法カード
罠カードもあるにはありますが、なるべく魔法カード中心でデッキ構成し、ターン内に大ダメージを狙うのがよいでしょう。
カード名 | 効果 概要 |
---|---|
エマージェンシー・サイバー | ・デッキから「サイバー・ドラゴン」モンスターまたは通常召喚できない機械族・光属性モンスター1体サーチ |
サイバネティック・ホライゾン | ・ルール上「サイバーダーク」カード扱い ・手札及びデッキから1体ずつ、ドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスターを墓地へ送って、デッキからドラゴン族・機械族の「サイバー」モンスター1体サーチ、EXデッキから機械族の「サイバー」融合モンスター1体墓地へ送る |
エターナル・サイバー | ・自分墓地の機械族「サイバー」融合モンスター1体をEXデッキに戻すか特殊召喚 ・機械族「サイバー」融合モンスターが破壊される場合、墓地から除外して身代わり |
サイバー・レヴシステム | ・手札・墓地から「サイバー・ドラゴン」1体特殊召喚&効果破壊耐性 |
サイバー・リペア・プラント | ・自分墓地に「サイバー・ドラゴン」存在時、以下の効果1つを発動。墓地の「サイバー・ドラゴン」が3体以上なら両方選択可能 ●デッキから機械族・光属性モンスター1体サーチ ●自分墓地の機械族・光属性モンスター1体をデッキに戻す |
サイバーダーク・ワールド | ・デッキから「サイバー・ダーク」モンスター1体サーチ ・「サイバー・ダーク」モンスター1体を召喚 ・相手墓地のモンスターを「サイバー・ダーク」モンスターに装備 |
- 「サイバネティック・ホライゾン」1枚で3枚の墓地肥しと「サイバー」モンスターのサーチができる非常に強力なカード。墓地に送られたときに効果発動できる「サイバー・ダーク・キメラ」、「サイバー・ドラゴン・ヘルツ」を墓地に送り、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」をサーチし「サイバー・ダーク・キメラ」を蘇生させれば「パワー・ボンド」のサーチも可能です。EXデッキからは「サイバー・エタニティ・ドラゴン」を墓地に送って融合モンスターに耐性をつければワンキル率アップ。
- 「エターナル・サイバー」は蘇生カードですが、召喚条件を無視できるのはカードテキストに記載された条件のことです。正規の召喚を行っていない場合はルール上の条件を満たさないのでこのカードの効果で蘇生できない点に注意しましょう。
- 「サイバー・リペア・プラント」は機械族・光属性のサーチができるので、「サイバー・ドラゴン」だけでなく「銀河戦士」も引っ張ってこれます。
相性の良いカード
魔法・罠除去カード
ワンキル率を高めるためにバック除去を行いましょう。
カード名 | 効果 概要 |
---|---|
ハーピィの羽根帚 | ・相手の魔法・罠カード全破壊 |
ライトニング・ストーム | ・相手の魔法・罠カード全破壊 ・相手の攻撃表示モンスター全破壊 |
大嵐 | ・お互いの魔法・罠カード全破壊 |
ツインツイスター | ・手札を1枚捨てて、魔法・罠カード2枚破壊 |
- 「大嵐」は2024・01・01の改定で使用可能になりました。「ハーピィの羽根帚」、「ライトニング・ストーム」と同じバック除去として使っていきます。
- 「ツインツイスター」は破壊は2枚までになりますが、相手の動きにチェーンして打てる点が特徴です。先行の場合にはエンド除去をすることで安全にターンを迎えることができます。
展開サポートカード
カード名 | 効果 |
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機械複製術 | ・自分フィールドの攻撃力500以下の機械族モンスターと同名モンスターをデッキから2体リクルート |
オーバーロード・フュージョン | ・自分フィールド・墓地から融合素材モンスターを除外し、機械族・闇属性の融合モンスターを融合召喚 |
パワー・ボンド | ・自分手札・フィールドから融合素材モンスターを墓地へ送り、機械族融合モンスター融合召喚 ・融合召喚したモンスターの攻撃力は元々の攻撃力分アップ ・エンドフェイズにアップした攻撃力分のダメージを受ける |
表裏一体 | ・自分フィールドの光 or 闇属性モンスター1体をリリースして、同種族・同レベルで属性が異なる光 or 闇属性モンスター1体を手札・EXデッキから特殊召喚 ・墓地の光・闇属性モンスターを1体ずつデッキに戻して1枚ドロー |
- 「機械複製術」は「ネクステア、コア、ヘルツ」と併用することで「サイバー・ドラゴン」を3体並べられます。火力重視なら「サイバー・ドラゴン・ズィーガー」、妨害重視なら「サイバー・ドラゴン・インフィニティ」につなげるとよいでしょう。
- 「オーバーロード・フュージョン」で出せる融合モンスターは闇属性に限ります。
- 攻撃力を倍にする「パワー・ボンド」を使用して複数攻撃可能なモンスターを出せば10000超ダメージになります。「サイバー・ダーク・キメラ」でサーチすれば手札・フィールド・墓地のモンスターを素材にできます。
- 「サイバー・ドラゴン」デッキはレベルと種族が同じ光属性と闇属性を使用するので、速攻魔法の「表裏一体」で光モンスターと闇モンスターを入れ替えた追撃が可能になります。入れ替えに対応しあうモンスターは以下の通りです。
光 | 闇 |
サイバー・ドラゴン | キメラテック・ランページ・ドラゴン |
サイバー・ツイン・ドラゴン | キメラテック・フォートレス・ドラゴン |
サイバー・エンド・ドラゴン | キメラテック・メガフリート・ドラゴン |
サイバー・エタニティ・ドラゴン | キメラテック・メガフリート・ドラゴン |
その他の相性の良いカード
カード名 | 効果 |
---|---|
機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト- | ・表側表示モンスターを機械族化 ・自分フィールドの機械族モンスターの攻撃力・守備力は500アップ ・相手フィールドの機械族モンスターの攻撃力・守備力は500ダウン |
リミッター解除 | ・自分フィールドの全ての機械族モンスターの攻撃力を倍化 ・この効果が適用されたモンスターはエンドフェイズに破壊 |
銀河戦士 | ・手札から光属性モンスター1体を墓地へ送って、手札から特殊召喚 ・特殊召喚成功時、デッキから「ギャラクシー」モンスター1体サーチ |
壊星壊獣ジズキエル | ・相手フィールドモンスター1体をリリースし、手札から相手フィールドに特殊召喚 |
- 「機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-」でフィールドのモンスターを機械族にすることで相手モンスターを「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」の融合素材にできます。攻撃力上昇効果によって「機械複製術」が使用できなくなる点には注意が必要。
- 「リミッター解除」のエンド破壊はワンキルすることで回避することができます。
- 機械族レベル5の「銀河戦士」は「サイバー・リペア・プラント」でサーチできるので「サイバー・ドラゴン・ノヴァ」のX召喚の素材として用意しやすいです。
- 「壊星壊獣ジズキエル」は機械族なので、相手モンスターを除去しつつ「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」の素材として吸収することができます。耐性持ちや制圧系のモンスターを除去できるのでおすすめです。
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展開方法
サーチ手段が豊富なので手札の内容によって展開ルートが変わります。どのEXモンスターで勝負に持っていくか意識していきましょう。
展開① 「キメラテック・ランページ・ドラゴン」を強化してワンキル
<手札の「サイバー・ドラゴン・コア」と「魔法・罠カード」、「サイバー・ダーク・キメラ」or「サイバー・ドラゴン・ヘルツ」の3枚から始める展開>
- 「サイバー・ドラゴン・コア」を召喚し「サイバネティック・ホライゾン」をサーチ
- 「サイバネティック・ホライゾン」を発動し、デッキおよび手札から「サイバー・ダーク・キメラ」と「サイバー・ドラゴン・ヘルツ」、EXデッキから「サイバー・エタニティ・ドラゴン」を墓地に送り、「サイバー・ドラゴン・ネクステア」をサーチ
- 「サイバー・ドラゴン・ヘルツ」の効果でデッキから「サイバー・ドラゴン」サーチ
- 手札からモンスターを捨てて「サイバー・ドラゴン・ネクステア」を手札から特殊召喚
- 「サイバー・ドラゴン・ネクステア」の効果で「サイバー・ダーク・キメラ」を蘇生
- 手札から魔法・罠カードを捨て「サイバー・ダーク・キメラ」の効果で「パワー・ボンド」サーチ
- 「サイバー・エタニティ・ドラゴン」を除外しターン中融合モンスターに耐性付与
- 「パワー・ボンド」を発動し「キメラテック・ランページ・ドラゴン」を融合召喚
- 「キメラテック・ランページ・ドラゴン」の効果でデッキから2枚墓地に送り相手盤面破壊
- バトルフェイズ。攻撃力4200で3回攻撃
「サイバー・エタニティ・ドラゴン」で「キメラテック・ランページ・ドラゴン」に耐性が付与されているので魔法・罠・手札誘発カードの妨害を受けにくくなり、破壊効果と複数攻撃がいっそう通りやすくなります。
展開② 「機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-」と「表裏一体」でワンキル
<相手フィールドに表側表示モンスターがいる場合の展開>
- 手札からモンスターを場に出す
- 「機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト-」を発動し相手モンスターを機械化
- 相手モンスターと自分モンスターを素材に「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」融合召喚
- バトルフェイズへ
- 「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」で攻撃(2500)
- 「表裏一体」を発動し「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」をリリースして「サイバー・ツイン・ドラゴン」ss
- 2回攻撃(6600)
このようにテーマ外のカードだけでも高火力を出すことも可能です。
弱点と対策
サーチと墓地利用を繰り返しながら展開するため「ドロール・ロック・バード」によるサーチ縛り、「ディメンション・アトラクター」や「マクロコスモス」による除外状態をつくられるとそのターン中の展開はほぼ止まります。また高火力である一方、勝負を決める役割である融合モンスターを「無限泡影」や「エフェクト・ヴェーラー」などで狙い撃ちにされると攻めきれなくなるところがあります。さらに、相手ターン中に妨害札が限られているため、バトルフェイズをしのがれたり長期戦に持ち込まれるとリソース不足になりワンキルによる勝利は遠のいていきます。
まとめ
以上、「サイバー・ドラゴン」デッキの解説でした。
後攻有利なデッキの代表ともいえる「サイバー・ドラゴン」デッキは攻撃力倍とか複数攻撃とか圧倒的な火力を生み出すテーマです。初動札が多く、破壊と戦闘で勝つシンプルなスタイルなので比較的始めたばかりの人にも扱いやすいテーマです。
この記事が「サイバー・ドラゴン」デッキ構築の参考になれば幸いです。
ご閲読ありがとうございました。
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