2023年4月発売の「DUELIST NEXUS」に登場した「結束と絆の魔導師」に続き、2023年4月には「誇りと魂の龍」が収録されることになりました。対になる効果をもっており、それぞれのゲームにおける可能性を考察していきます。
効果テキスト・仕様
25周年記念カードということで、それぞれテキストに「25」が5つも含まれています。効果は「自分」と「相手」の部分をひっくり返した感じになっています。
「結束と絆の魔導師」
星8/光属性/魔法使い族/攻2500/守2500
引用元:OCG デュエルモンスターズ カードデータベース
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地にカードが25枚以上存在する場合のみ特殊召喚できる。
(1):相手の墓地にカードが25枚以上存在する限り、このカードの攻撃力・守備力は2500アップする。
自分の25枚を参照に特殊召喚
自分の墓地に25枚のカードがあれば特殊召喚が可能です。効果外テキストなので発動もなければ無効にされることもありません。このカードを使用する前提は自分の墓地を肥やすことなので、それほどハードルは高くありません。
相手の25枚を参照に攻守2500アップ
相手の墓地に25枚のカードがあれば、自身の攻守を2500上昇させる永続効果を持っています。
「誇りと魂の龍」
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2500
引用元:OCG デュエルモンスターズ カードデータベース
このカードは通常召喚できない。
相手の墓地にカードが25枚以上存在する場合のみ特殊召喚できる。
(1):自分の墓地にカードが25枚以上存在する限り、このカードの攻撃力・守備力は2500アップする。
相手の25枚を参照に特殊召喚
相手の墓地に25枚のカードがあれば特殊召喚が可能です。「結束と絆の魔導師」と比較すると、このカードを能動的に使用するためには相手の墓地を肥やすという危険が伴います。
自分の25枚を参照に攻守2500アップ
自分の墓地に25枚のカードがあれば、自身の攻守を2500上昇させる永続効果を持っています。
活用例
墓地肥しカードと組み合わせる
「現世と冥界の逆転」や「カオスポット」のようにごっそり墓地を肥やすのがよいでしょう。「結束と絆の魔導師」であれば「隣の芝刈り」や「ライトロード」ギミックと組み合わせればいっそう出しやすくなります。
コンバットトリック
攻守が2500の状態で相手の攻撃を誘い、攻撃に対して墓地を肥やして攻守を上昇させ迎え撃つことができます。デッキからカードを送るだけでなく、「誇りと魂の龍」であればフィールドのセットカードや手札誘発カードを使用してやることもできそうです。
まとめ
イラストでは「ブラック・マジシャン」、「ブラック・マジシャン・ガール」、「青眼の白龍」をモチーフにしつつ、効果において25枚を参照にするというのは25周年を意識しています。若干癖のある効果なので、コレクション向けのカードといえますね。
ご閲読ありがとうございました。